アメリカで生活してみて

びっくりした話や、留学していた時の失敗談って帰国後の話のネタになりますよね。
アメリカに留学してまず驚いたのは、土地の広さです。
そこらじゅうの土地がだだっぴろいし、道路は当たり前のように車線が多く、
ハイウェイは毎日がカーレースのように車でひしめいています。
アメリカは今でも車社会であり、車の文化が廃れて
車道の車が少なくなった日本との違いを感じました。
また、当たり前のことですが当たり前のようにみな英語をしゃべっています。
日本には、いたる所に日本語と英語の表示が両方ありますが
アメリカには日本語の表示は全くありません。
当然ながら、日本語で話しかけてくる人もいません。
日本にいる、日本語が少し話せる外国人がむしろ特殊なのです。
人種は色々ですが、みな英語でコミュニケーションをしています。
なので、いやでも英語を学ぼうと努力せざるを得なくなります。
日本は、ほぼほぼ日本人で占められ、みな日本語をしゃべり、
日本語だけで社会が成立する、このことにまず気づき
そのありがたみがわかることが、アメリカ生活の第一歩だと言えます。

アメリカ留学と一人暮らしとの違い

私がアメリカに語学留学した時には大学の寮に住んでいて、食堂もあったので初めて親元を離れたと言っても生活は楽でした。掃除はハウスキーパーが行ってくれますし、食事は作らなくて良いですし、自分でするのは寮の1階にあるコインランドリーでの洗濯くらいです。
それに対して、最近私の友達が仕事でアメリカに生き一人暮らしをすることになります。彼女もアメリカ留学の経験はあるのですが、シェアハウスだったため人生初の一人暮らしだそうです。一度向こうで暮らしたことがあると言っても、やはり本当に一人暮らしだとかなり違うそうです。
例えば学生時代には乗っていなかった車を運転しなければならないと言っており、車線が日本と違うので戸惑っているようです。また、洗車一つとっても選ぶ内容が多く、最初にわからず選んだらぼったくられていました。後で会社の人に聞いて判明したそうです。
こんな感じで、留学時の寮やシェアハウスと違って一人暮らしはまた別と考えた方が良いと思いました。

厳しくても素晴らしかったアメリカ語学留学

私なりに準備をして環境を整えたアメリカのサンフランシスコへの語学留学は、費用の件を除けば素晴らしい体験でした。選ぶにあたって大事だったのは、日本人が少ない事と授業があえて他所よりハードなスケジュールであることでした。さもないと、観光半分になり兼ねないからです。

実際のアメリカ生活はというと、大学の寮に住み常に英語の空間に身を置き、学校の授業は毎日5時間の週5日間で、25時間も拘束されるそのプログラムはきつかったけれど、とても充実したものでした。勿論クラスに注ぐ集中を切らせば、その充実感は味わえなかったでしょう。ホームワークも毎日沢山出され、夜中まで図書館に通うほど大変は大変でした。それでもESLの教師が皆、厳しくても素晴らしいので私の前へ進む気持ちが止まらなかったのだと思います。但し、アメリカ人教師達は、クラスで話すスピードを全然緩めないので、ちょっとでも気を抜けば直ぐに分からなくなるその繰り返しでした。でもついていきましたし、下手な喋りの質問にも厭わず答えてくれる先生達は、極めて熱心だったのです。

そして何よりも、彼らはただテキストを進んでいくのではなく、独自のアイディアでクラス内容の工夫を凝らしていたことや、リスニングテープと評価ノートに、激励のコメントを残してくれたりもしました。
アメリカ人の友達も出来、ルームメートも異国人、学校は留学生に会話のパートナーも用意してくれていて、なんて素晴らしい英語環境にいるんだと、日々ゆっくりと俯瞰で感じながら、学生生活が送れたと思います。

アメリカ留学で大変だった食生活

4年間、アメリカに留学しながら記録をブログにしていました。

留学する前は、英語力のことや人との関わりなど大変なことを色々想像していました。その中に、食生活の変化もありましたが、思った以上に大変でした。

留学した当初暮していた大学の学生寮は、留学前に思っていた以上に食べ物は充実していました。もちろん、ご飯等日本食は無かったですが、サラダやパン、肉料理など色々ありました。ブロッコリーがサラダバーに生で出てくるなど、カルチャーショックはありましたが食べられないほどではありませんでした。

自分は全然大丈夫だと思っていたのですが、何が大変だったのかというと身体が食生活の変化に反応してしまって体調を崩してしまったことです。留学して1週間経った頃に、急に原因不明の熱がでて、全くご飯が食べられなくなりました。

そんな私に、アメリカ人の先生が心配して「お腹が弱った時にはチキンスープ!」とカップラーメンを買ってきてくれたり、「頭が痛いならコーラでカフェインを!」と色々してくれました。でも、お腹を壊している時にカップラーメンや、コーラは日本ではあり得ないですよね…。それが、さらにビックリして、カルチャーショックを受けてしまいました。

そんな私も、数年暮しているうちに、アメリカ人のお腹が弱った時にはカップラーメン、頭が痛い時にはコーラの感覚が少しわかるようになってしまいました。慣れるものですね。

ロサンゼルスとラスベガスへ行った話

私は今から3年前の36歳の時に、ロサンゼルスとラスベガスへツアーの旅行で訪れました。短期留学していたので英語も話せるようになっていましたので。
当時付き合っていた女性と2人でどこか海外へ行こうということになり、アメリカの西海岸の観光地で有名なロサンゼルスとラスベガスへ行くことに。

当時は1ドル127円とかなり円安だったので今思えば結構お金がかかりました。
最初はロサンゼルスのLAX空港に降り立ち、その足でホテルにチェックインしてから、有名人の手型、足型があることで有名なチャイニーズ・シアターへ行きました。
その後、ディズニーランドへも行きました。

ディズニーランドは東京の物を少しこじんまりとした感じに見れましたが、日本ではやっていないパレードやアトラクションなどを見れて、とても満足しました。
その後に行ったラスベガスでは、オーシャンズ11の舞台となったベラージオホテルの噴水ショーを見たり、空一面のアーケード電飾がきれいなフリーモントストリートへ行ったりと、結局私と彼女はほとんどカジノをプレイしませんでしたが、しなくても1晩中遊べ、またラスベガスの中心地は夜中でも人が多いので、治安も心配するほど悪くは無かったです。

洗濯はヴァレットに出すことにしてました

ロスの大学に留学する前、私は長年、アメリカはニューヨークのマンハッタンに住んでいました。高級マンションに住んでいたのですが、ロビーがあるフロアーにヴァレットがあって、ドライクリーニングを出したり、ランドリーを出したりすることができました。ドライクリーニングは日本でもあるドライクリーニングですが、ランドリーは、本来自分で洗濯機で洗濯するようなものを重さで出す洗濯なのです。

ランドリーバッグがあって、それに汚れたものは次々に入れて、溜まったら、ヴァレットに持って行って、秤に乗せて値段が決まるのです。ランドリーはお隣のクイーンズで行われているようで、出した翌々日には仕上がってきます。自分でコインランドリーで洗濯することを考えると、時間が無駄になるので、ランドリーに出した方が経済的だと思うようになったのです。ランドリーではどの洗濯物も同じサイズにきちんと折りたためてあって、そのまま引き出しに入れて収納することができるようになっています。