英語初心者がアメリカ留学しようと思ったら、多くの日本人がまず留学先に思い浮かべるのが西側ですとハワイやカリフォルニアでしょう。また東海岸ですと断然ニューヨークといった感じで誰もが知っているような大都市などが候補に挙げられる場合が多いと思います。岡山で有名ないちご狩りが大好きな友人も嘆いていましたが、こうした留学先として人気のある都市は日本人留学生が当然溢れている状態なので、語学学校へ入学しても日本人だらけということになりかねません。
せっかく高い留学費用をかけて留学し英語を学びたいと思っていても日本人がたくさんいる学校では、相当意思が強く無い限りは、日本人同士で固まって日本語ばかりを話してしまうというケースがとても多いのです。私がロサンゼルスに留学した時も、クラスの半数以上が日本人だったため、せっかくアメリカに来ているのに、周囲は日本語ばかりで耳に入ってくる会話も日本語という悲惨な体験でした。
あの頃は、しっかりそういう状況を下調べしておらず、単に憧れのロサンゼルスに留学したいという思いだけで留学先を決めてしまったための失敗でした。今、改めて留学のチャンスがあるのなら、絶対に日本人の少なそうなサウスダコタやノースカロライナ、ユタあたりを選ぶと思います。